1976年、当時地方にいた私の前に突如現れたサーフメディアの鬼才編集者石井秀明!まさに電撃的な登場でした。残念ながら私は彼が編集長を務めるサーフィンワールドの創刊号が発売された事を全く知りませんでした、恐らくヨット中心だったオーシャンライフ臨時増刊号だったからかもしれません。当時のお客様がヨットレースが趣味で、自宅宛にオーシャンライフから届いていたサーフィンワールドを見せて頂いたのが最初でした。それまでのサーフィン雑誌とは全く違う硬派な主張はまさにカルチャーショック!!創刊号から石井さんの記事は激しく、また国内外を問わず掲載写真全てのキャプションが英語のみと言う強烈なサーフィン雑誌でした。私のサーフィン人生に与えた影響は誠に甚大で、石井さんに習いインドネシアに通う羽目になりました、そんなわけで石井さん時代のサーフィンワールドは私の宝物となり、本棚に長い間仕舞い込まれておりました。今回終活の為この素晴らしいコレクションを引き継いで頂ける方を探しております、是非このまま次世代に残して頂きたくお願いいたします。内容は創刊された76年のNo.1.2.3。77年のNo.1.2.3.4と別冊写真集。78年のNo.1.2.3.4.5。79年のNo.1.2.3.4.5。以上の18冊で、石井秀明編集長時代の全てが揃っています。この後80年に石井さんはサーフィンワールドから離れて新たな編集長にはドジ井坂が登場、石井さんは新たにサーフィンクラシックを創刊し、アジアンパラダイスの制作にのめり込んで行きました、その頃からありがたいことに石井さんとお付き合いが始まり八丈で一緒にサーフィンしたりと、素敵な経験を一杯させてもらいました。まさに日本サーフィン史に残る素晴らしい石井コレクションです。保存状態が良く、とても50年近く前の本とは思えないコンデションです。

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