・バットマンシリーズのゴッサムシティを連想させるような、ダークなニューヨークを描いた富張広司さんの木版画です。はっきりとした線はポップアートのようでもあります。エディションナンバー34/80。
・製作は1980年。もう半世紀ほど前のものですが、古びておらず、凋落するアメリカの影を描いているかのようです。ワールドトレードセンターの一棟がほとんど隠れていたり、破片が落下したような波頭が立っていたり、どこか予見的で、少し怖い絵でもあります。
・富張さんの木版画は古書店相場では大体20,000円ほど。本作は端に染みや折れ跡等あるのでその分差し引いております。でも写真の通り、全体で見た時に気になるものでもないと感じております。また額装はかなりしっかりしているので、すぐに飾っていただけるかと思います。
・サイズ 額55.546.5マット内45.534

リトグラフ
シルクスクリーン