100年の歴史を持つジャパニーズウイスキーの原点に回帰し、更なる発展の一助となることを夢見て、日本独自に発展を遂げたウイスキーの「水割り」や「ハイボール」に合ったグラスを開発したい。「マスター・オブ・ウイスキー」の資格を取得した人気バーテンダーで、「新宿ウヰスキーサロン」と「バーリベット」のオーナーでもある静谷和典(しずやかずのり)が、「最高のタンブラー」の開発に挑戦しました。


ジャパニーズウイスキー100周年を契機として、日本のウイスキーの歴史を振り返ると、ウイスキーが浸透し定着化したのは「水割り」「ハイボール」という飲み方の貢献が大きいと言えるのではないでしょうか。

マスターオブウイスキーとなった私自身の過去を振り返えってみると、ウイスキーの最初の入り口はやはりウイスキーの水割りやハイボールでした。そして、現在でも、お酒を飲み始めるときにウイスキーのストレートからということは稀で、食事と共に水割りやハイボールを食中酒として楽しみ、その後にウイスキーのストレートを楽しむことがほとんどです。日々、バーテンダーとしてお客様と接する際にも、同様の楽しみ方をしている方が多いなという印象です。

そして、十数年前にウイスキーの本場であるスコットランドに初めて出向いた時に気が付いたことなのですが、ウイスキーを水割りであるいはソーダ割りでとバーでオーダーをしても現地のスタッフには伝わらないことに衝撃を受けました。今でこそ、水割りやハイボールは世界に浸透しつつありますが、日本ならではの発展を遂げた文化の1つと言えるのではないでしょうか。

そこで、100年の歴史を持つジャパニーズウイスキーの原点に回帰し、更なる発展の一助となることを夢見て、日本独自に発展を遂げたウイスキーの水割りやハイボールに合ったグラスを開発しようと決意しました。

ウイスキーがお好きな方はもちろんのこと、苦手な人にも水割りやハイボールの良さを再確認していただき、より多くの方にウイスキーを楽しんでいただくきっかけとなり、ジャパニーズウイスキーの歴史がこの先100年200年と永続発展することを願っております。

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