100gあたりのさつまいもの
?栄養成分は次の通りです。

栄養素皮つきさつまいも(100g)
カロリー140kcal
たんぱく質0.9g
炭水化物33.1g
(糖質)30.4g
食物繊維2.7g
(水溶性食物繊維)0.9g
(不溶性食物繊維)1.8g
脂質0.5g
ビタミンE1mg
ビタミンB60.2mg
葉酸49μg
ビタミンC25mg
カリウム380mg

ムラサキイモやさつまいもの皮は、紫色をしています。

その紫色の正体は、「アントシアニン」。アントシアニンは、ブルーベリーなどに多く含まれるポリフェノールの一種で、紫色の色を出す物質の名称です。

アントシアニンは、目の細胞であるロドプシンの再合成を助けます。ロドプシンとは、網膜に存在していて、光が当たると分解されてしまいます。そして、分解されたロドプシンは、再度合成されて、目の機能が保たれているのです。

アントシアニンには抗酸化作用があります。抗酸化作用は老化や生活習慣病と深いかかわりのある、『活性酸素』を除去する働きのことをいいます。

活性酸素は、紫外線やストレスなどで体の中に発生し、動脈硬化やガンの原因になる物質です。そのため、抗酸化作用を持つ物質は、美容と健康に欠かせないのです。ムラサキイモやさつまいもの皮の紫色もアントシアニンによる紫色です。

①便秘解消に役立つ「食物繊維」
②抗酸化作用をもつ「ビタミンE」
③美肌作りに欠かせない「ビタミンC」
④妊婦さんには特に重要な「葉酸」
⑤高血圧予防に役立つ「カリウム」

新聞紙につつんで冷暗所で
さつまいもは、直射日光が当たらない様に、冷暗所で保存します。できれば新聞紙にくるんでおきましょう。冷蔵庫では低温障害を起こしてしまいますが、20℃を超えるような熱い場所では発芽することもあります。