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商品の説明がありますので、プロフィールをご覧下さい。

新井はテキスタイルデザイナーの須藤玲子と共同で「布」社を設立する。新井が会社を去った後は、須藤がデザインディレクターに就任した。「新井さんは、ハイテクと手技を融合させ、布に『自然な表情』を与えていたように思えます」と須藤はいう。「布」は東京に店を構え、1984年から1987年まで新井の作品を販売した。

新井さんはこの4年間しか「布」で作品を作ってないので、服は全て貴重な物です
私の新井さんの服は全てこの4年間の物です。

新井さんは織物の産地である群馬県桐生に生まれた。祖父が撚糸業を、父が織物業を営むという布づくりに囲まれた環境で育つ。家業を受け継ぐが、1966年に34歳でテキスタイルプランナーとして独立。72年に山本寛斎のコレクションのための布づくりを行ってから80年代にかけて、イッセイミヤケやコムデギャルソンといったファッションブランドと共同で斬新な布を次々と開発していった。

ジャカード織「籠織」
新井さんの生地はジャガード生地ばかりです、プリント生地との違い配下の通りです

プリント生地とは、織り上がったオックスやリネンなどハリ感のある生地に図柄を印刷・転写した生地のこと。コピー機でまっさらな紙に印刷するようなイメージですね。

一方でジャガード生地は、デザイン自体が生地に織り込まれている織物です。つまり、生地を織る段階でデザインを意識しながら織っていくことで、完成したときに図柄が現れます。

完成したジャガード生地は立体的で高級感や重厚感があります。こうした点も、プリント生地との大きな違いですね。

ジャガード生地は、ジャガード織機とデザインを起こすデザイナー(設計士、紋意匠)のいる工場でしか作れず、ある意味レア感がある生地と言えます。

ジャカード生地はプリント生地のように色落や擦れ、剥げといったトラブルがありません。もちろん家庭での洗濯にも対応しているので、お手入れも簡単です。

1970〜90年代にパリ・コレクションで衝撃を与えた「イッセイミヤケ」や「コムデギャルソン」のテキスタイルの多くにも新井さんは関わった。

新井淳一さんは2017年にお亡くなりになられましたので、とても貴重な1枚です