戦後すぐにに親が買い求め、最近まで実際に使っていたパン焼き器です。戦闘機の材料だったジュラルミンで作られているため、現在も流通している鉄製のパン焼き器(約3.2kg)にくらべ、わずか646gと非常に軽いです。
戦後の頃はトウモロコシ粉で、その後は小麦粉やホットケーキミックスなどで、いろいろなパンやケーキなどを焼いてきました。他にも焼き芋を焼いたり、火鍋代わりに使ったり、キャンプに持って行ったりしました。
熱伝導率に優れ、サビないジュラルミンですが、今では写真のように黒光りしていて使用感満載です。その品を、今回は断捨離のため手放すことにしました。歴史的価値とともに、現役でまだまだ使える品ですし、調理用途以外の使い方はしていません。
また、鉄製の同様品は販売されていても、ジュラルミン製は今では手に入らない貴重品です。ぜひ、ご購入をご検討ください。

直径約17cm
蓋をした高さ約8cm
重さ約646g