ツバキ‘ロビラキ’はツバキ愛好家により新潟県栃尾市内の民家で発見されました。植栽されていた原木はその大きさから樹齢100年を超えているものと思われます。見つかったのが雪国に適応した種類のユキツバキC.japonicavar.rusticanaやその栽培品種が多数みられる場所だったことから当初は、ユキツバキとチャノキC.sinensisの自然交雑種と考えられていました。しかし、その後のDNAマーカーを用いた解析の結果、‘ロビラキ’の種子親はヤブツバキC.japonica、花粉親はチャノキであることが確認されました。